BOOSTARについて
子どもたちの成長・人格形成に大きな影響を与える「教員」という仕事。地域・日本の将来を担う重要な仕事であると同時に、学校や部活動・教職員が抱える課題は多岐に渡ります。
教員への負荷の増加は、結果として教育を受ける側の子どもたちへ間接的に影響を与えています。
「教員の負担を軽減し、子どもたちへより良い教育機会を届ける」
そんな未来を実現すべく、BOOSTARプロジェクトは立ち上がりました。
小学校・中学校・公立高校に携わる教員の労働時間は、年々増加傾向にあります。一般的な労働時間の基準とされる「1日8時間、週40時間」は以前より超えており、OECD加盟国の中でも最長となっています。
業務内容の多さ・労働時間の長さは特筆すべき課題といえるでしょう。
教員が作業に費やす時間が多い業務の一つに部活動が挙げられます。なかでも休日の部活動指導時間の増加は顕著で、教員の長時間労働の原因の一つとなっています。
その結果、授業計画・準備の時間や生徒と向き合う時間は、OECD加盟国の平均以下になっています。
部活動顧問を希望していない教員は約2人に1人にも上ります。
指導に関する必要な技能を備えているか否かによって教員が抱えるストレスの程度が異なっており、備えていない教員ほど心理的な負担も大きい実情があります。
部活動に費やす年間の時間数は平日441時間、休日256時間ともいわれており、これは主要各教科の年間授業時間数の約6倍となります。
にも関わらず、部活動の目的について質問すると、「生徒と教員の関係構築の役割」「競技力向上」「勝利すること」といった回答が多く、部活動を学習機会として認識している教員は多くありません。
私たちは以下の手段で教育現場の深刻な課題解決を目指します。
▶︎ NOWMOがハブとなり、適切な指導人材を提供
▶︎ 学校や部活に適したコーディネートを実施
▶︎ 部活動に地元企業やOB・OGの会社がスポンサーとして参画
▶︎ 部活動を支援し、子どもたちにより良い環境を提供
子どもたちにより良い学びの環境を提供するために、ぜひご協力ください。